かばやん's だいありー

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学んだことをゆるゆるアウトプットしていきたいです。

【まつもとゆきひろ氏 特別講演】20代エンジニアのためのプログラマー勉強法 に行ってきた

どんなイベント?

サポーターズCoLabさんが主催の、Rubyの父まつもとゆきひろ氏による講演会です。
会場枠350人でWeb配信もされていました。
supporterzcolab.com

学んだこと

特にためになったと感じた部分のみ抜粋して書きます。

学生と社会人の勉強は違う

漠然と違うことはわかってはいましたが、わかりやすく違いを説明してくださったので、以下の表にまとめます。

学生 社会人 メモ
満点がある 満点がない この違いが大きいので、勉強の戦略が変わってくる。
苦手克服する方が良い 得意を伸ばす方が良い 学生は試験等で満点があるので、100点満点だとしたときに、数学50点国語90点なら50点の伸びしろのある数学(苦手科目)を克服したほうが総合点は高くなる。
記憶 把握
知識 インデックス
試験 常在戦場
一次元 多次元 数学、国語、とか科目が一次元みたいなかんじ。社会人だといろんな知識使う。
メイン サブ 社会人にとっては働くことがメインなので、勉強はサブになる。
間接的 直接的 学生の勉強は役に立つまで時間かかるし役に立たないかもしれないけど、社会人の勉強はすぐ役立つ。
安定 変化 学生の勉強内容はあまり変わらないけど、社会人の場合変化する。

何を勉強するか考える

「内省(Self Reflection)」が大切。
インベントリ:
自分について棚卸しする。持っている/いないもの、好き/嫌いなもの、得意/苦手なこと
自分が好きなもの、得意なことを勉強する方が良い。

パターン認識が成功の秘訣

パターン認識
成功パターンや失敗パターンを知る。

尊敬と尊重

尊敬:人格がともなう
尊重:人格は無関係

知らない人を尊敬することはできない。
成功したから有名になる
成功のためには有名になる

キャズム理論
世の中には、以下の人たちがいる。
・イノベーター(最初に手を出す人たち)
アーリーアダプター(新しいものに興味がある)
・アーリーマジョリティ(まあまあ新しいもの好き)
・レートマジョリティ(どちらかというと保守的)
・ラガード(古いもので生きていく)

アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間の溝をキャズムという。

キャズムを乗り越えるためには、
ニッチに進出して、横展開していくと良い。

ユニークさを主張する!
埋没しない!
社会人の勉強は、スキルを伸ばして自分をマーケットに売り込むための手段。

アウトプット

・勉強というとインプットを考えがち
・やればわりと誰でもできるけどハードル高いのでほとんどの人がやらない
・アウトプットにすることによって理解が定着する
・繰り返していくうちに心理的障壁が下がる
・人間の可塑性が起きる

コンフォートゾーン

・居心地がいいところに居続けると成長がない
・コンフォートゾーンを意識的に出よう!

実践しようと思ったこと

1. 内省
なかなか自分探しは大変ですが、何を勉強するか、という入り口の部分なので大切だと思います。
定期的にするようにしたいです。

2. アウトプット
今日、このブログを始めました!

さいごに

ためになるお話がたくさん聴けたので、少しずつできるものから実践していきたいと思います。